農林業の就業者における高齢化率が50%を越えてきた。果たしてこの国の農林業はどこへ向かおうとしているのか。結局のところ、農業は昔から活かさず殺さずの世界。

(日本農業新聞より)
農業には農地や農業機材、そして農業技術といったものが必要。農林就業者の高齢化を嘆き、省力化(そんなものは暫定的な措置方法でしかない)を検討する前に「何故・後継者が育たないのか」を検討し対処する必要があるのではないか。
本来であれば、人間が生きていく上で最も大切で欠かせない職業の一つが農業。昔から今まで、その必要性は変わってないだろうが、今じゃそんな農業より、その他の職業の方が稼げてしまうし、逆に農業はコスパが悪い。まさしく、資本主義の弊害なんだろうな。人間にとって、何が一番大切なのか。そんなことはどうでも良くて、金を動かせる奴が強い世の中なのか?
私が住む地域においても農家の高齢化が顕著であり、団塊の世代の農業者が引退した後は荒廃地が散在すること間違いなし!そこから、新しい考えをもった人材が輩出されていくことを熱望する。農業は、農産物の生産だけに留まらず、地域の景観維持や防犯、交通の安全などにも役立っている。どうにかして、農業の自立を目指していきたい。