農業

持続可能な農業しますか?

新たな潮流


衰退する一方の日本の農業を本気で何とかしたい──。新世代の農業ベンチャーから資金力ある大企業まで、農業業界の常識やルールにとらわれない変革者が、雨後のたけのこのように現れている。背景にあるのは、絶大な権力を握ってきたJAグループの弱体化だ。
 農政改革は事実上、骨抜きとなった。政治的な圧力が弱まったことで、JAの組織内部では守旧派が息を吹き返している。だが、農業振興(農産物の販売、農業資材の購買)という本分を忘れたJAに、かつての神通力はない。

 むしろ、JAに依存し続けるリスクを敏感に感じ取っているのは、他ならぬJA組合員であろう。とりわけ、30~40代の中堅層を中心に、独自の販路を開拓するなど組合員の離反が始まっている。

 表立ってJAに反旗を翻すことを控えてきた企業の姿勢も、明らかに変わってきた。農業ベンチャーのマイファームが、JAの既得権益を奪いかねない「オンライン卸売市場の創設」を公言しているのもその一例だ。

 それぐらい、日本の農業が危機的状況に追い込まれている。日本の劣勢をはね返そうと立ち上がった変革者は二つのタイプに大別される。

 一つ目は、疲弊した流通構造の悩みを解決することでプラットフォーム(基盤)を握ろうとする「流通系」タイプ。その代表格が、米アマゾンだ。2017年に生鮮食品の配送サービス「アマゾンフレッシュ」をスタートさせており、ラストワンマイルの配送網が整備されたならば、農家と買い手をつなぐ一大勢力になり得る。

 既述したマイファームや、物流コスト抑制に着目したエムスクエア・ラボなど農業ベンチャーの躍進も一翼を担っている。

 二つ目は、先端技術を武器にプラットフォームを握ろうとする「テック系」タイプだ。住友商事は、アグリテック企業への投資を加速させており、「最新技術のパッケージモデル」を農家に提案することで勢力を拡大させている。

 最新鋭のドローン技術を持つだけではなく、「農薬不検出」の農産物販売まで手掛けるオプティムの存在感も大きくなっている。

 流通系であれ、テック系であれ、変革者は共鳴する農家を集められて初めてプラットフォーマーになり得る。資金力や経験値がない小規模農家でも、プラットフォームを上手に使い倒せば、儲かる農業を実現できる勝機が広がっている。


週刊ダイヤモンド4/15

農業者では分かりづらい感覚

農作業をしていると上記の内容などは非常に疎くなってしまう。これは、例外なく多くの農家が陥る現実ではないだろうか。栽培するということは必然的に作業(肉体労働)が中心となり新たな情報収集する時間がなかなか割けないのが本音といったところだろう。

朝早くから作業し日が暮れるまで作業することが基本。作業を終え帰宅するころにはクタクタになってしまう。そこからの細かな事務処理などは精神力を必要とする。

それと農業は知識や経験値が広範囲にあることだ。
例えるなら以下の知識は必須条件となってくる。

  • 病害虫の知識
  • 土壌の知識
  • 肥料の知識
  • 農薬の知識
  • 経理の知識
  • 販売の知識
  • 農機具の知識
  • 営業の知識
  • 栽培計画の知識
  • 労務管理の知識
  • その他多数

ここに挙げたのはほんの一例である。
脳業は天候に大きく左右されるため天気予報などは常に神経を使うところだ。

最新技術などの目新しい情報噂も耳にするが、「果たしてナンボのもんじゃ!」とたかをくくっている農家も実に多い。

農家はそんな外界の話より今日、明日を生き抜く方が大切なのである。

農家の多くは、農作業が農業と思い込んでいる節が往々にしてある。本当のところ知るべき情報はいくらでもあると思うのだが・・・。今の時代は農業と脳業の両立こそが求められているとつくづく感じる。

100年持続可能な農業の源泉

わたしが知る限り、「持続可能」と言う言葉を耳にするようになったのは15年くらい前からだったと思う。今あらためて持続可能な農業を考えてみたい。

日頃思っていることに「持続可能」という言葉は行政から聞かれる言葉だったように記憶している。わたし自身は「繁栄」と言う言葉が抜け落ちているのではないかと常日頃思う。繁栄が抜け落ちているのは行政らしい考え方だ。
わたしが考える繁栄とは持続可能な農業にしていくための意味を込めたものだ。

ただの持続可能では、一代限り内の農家とも意味にとられる可能性もある。繁栄があってこそ、次世代に引き継ぐことが出来るのではないだろうか。

毎年同じ事をしている農業では発展はなかなか望めない。近年の農業は脳業にも力を入れていかなければならない時代ではないだろうか。

最近見かける農業者の直接営業

わたしが、納品に行くと最近農業者らしき若者が営業に来ているところを見かけることがある。作業服ではなくスーツ姿で・・・」

色々なところに農産物販売の営業に出かけているが最近は若い農家の人たちと鉢合わせになることが多々ある。いわゆる直接販売である。

話を聞くと誰もが農業を始めるまでに前職がありその経験や知識を活かしながら農業に取り組んでいる。どうやら、JAとのお付き合いは少ない。

皆、企業に勤めていた経験もあり生産コストや利益率、効率化には非常にシビアである。JAみたいな共選共販も大事だと思うが、直販も必要なことでもあると感じている。要は多様な農業は購入者にとってもとても大切ではないかとも思っている。

農業の10年後のイメージは?

今現在30代なら40代に、40代なら50代に、50代なら60代になる年になります。日頃から時間を意識していないとあっという間に時間は過ぎていってしまいます。10年後をイメージしてみてはいかがだろうか。

今の農業経営、これから先の農業経営

人生には限りがある。
この限りある時間をどう農業に活かし、次世代に引き継いでいくかは重要な課題である。農家はどんどん減り続けている。色々な政策の後押しがあるのにもかかわらず・・・。

一体どういう事だろう。

儲かる農業をしないといけない時代。

持続可能な農業をしていくためには儲けることが必須条件。極端に言えば儲ける農業が出来れば経営者は誰でも良いと言うことでもある。

情報化社会・高性能機械に付きものは「高額」ということである。新しい技術で作られた農業機械などはとても高額。購入、維持管理をしていくためには利益が出なければ購入すら出来ない時代。

今までの農業規模の売上だけでは太刀打ちできない金額である。
さて皆さんならどうする?

個では安定的利益を上げにくい時代が到来している。
機械の高騰・資材の高騰・人件費の高騰・諸経費の高騰など売上に対する経費率がどんどん高まっている。すなわち、利益が落ちるということである。
後継者など出来るはずもない。

今までの農業をやっていただけでは解決しがたい問題。

持続繁栄可能な農業を行うためにも利益率を上げることは一番大切なこと。
大きな利益さえあれば従業員雇用や最新機器購入も難しくない。そして、後継者育成も可能となる。

将来の目標を立案し確実に実現出来るための方法論を今から準備しておかなければ将来の見通しは暗いといえるだろう。つまり、今が大切であり確固たる目標があるのかが持続繁栄可能な農業のターニングポイントではないか。

二分される農業者

難しいことを避ける農家と新しい農業を目指そうとする農家。
・難しいことを避ける農家はJA出荷や市場出しに依存し価格決定権を他者に依存する。
・利益を上げる新しい農業を目指そうとする農家は価格決定権を他者に依存しない。

この二つに分類されていく可能性が大きい。今は小さな差であっても将来は大きな差となって自分に跳ね返ってくる。これは世の常である。

果たして自分はどちらにいるだろうか自問自答してもらいたい。

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