16日の財政審は飼料米助成の引き下げを提言した。
平成31年度の予算に盛り込み来年度より飼料米助成の引き下げが実施される可能性が出てきた。予算を出す方と使う方とではどちらが強いのか?
当然、予算を出す方が強いに決まっている。
財務省から農林水産省に提言されたものだから、明確な提言否定の論拠が必要である。
農林族議員・農水省の力の見せどころではないだろうか?
農業は、こうやってずっと政策に左右され続けてきた。そろそろ、補助金からの脱却が必要な時期にきているかもしれない。
どういうことかというと、農家は補助金漬けにされ飼い慣らされている現実。ゆでガエル理論ではないが、補助金が当たり前だと錯覚してしまうジレンマとでも言うべきでしょうか?
補助金があるからやっているという農家は、これからも補助金漬けにされ、生涯、時の政策に翻弄され続ける運命にあると知るべし!
併せて、農地バンクの見直しもこれから5年間をかけて大幅に見直していくそうです。もう、農家が主体となって作物を作る時代じゃないのかもしれません。高齢化・後継者不足を回避できない以上は企業経営に委ねていくことが適当なのかもしれない。
ちなみに、NanoFarmでは今年から農地の借受を拡大し優良農地を3反借り受けることを決定した。市役所からは農地情報がどんどん出てくるので公社職員と共に農地の机上精査を行い詳細情報や地形図等を参考に現地踏査を順次進めているところ。
各地域、同じような事象が起きているので、受け入れるための準備を想定して農業規模拡大を計画してみてはいかがだろうか?
それには、利益を上げる仕組みがあることが必須条件と言うことを付け加えておきたい。