農業

秋肥 価格1~3割低減

秋に使う肥料が10%~30%安くなる?
農家にとっては朗報なことである。高度化成・NK化成に加え普通化成・苦土入り化成を対象としている。ちなみに、有機肥料系は値下げにならないと言うことである。これは、慣行農法に対しての実質的な値下げのみということ。


JA全農は8月31日、2018年秋肥の共同購入で約3万トンの事前予約を積み上げ、肥料価格を基準価格よりも1~3割近く低減したと発表した。今回の共同購入の対象はこれまでの高度化成とNK化成に加え、普通化成と苦土入り高度化成にまで拡大。4品目全体で全国約550銘柄を25銘柄に集約し、入札により全国の16社35工場から8社11工場までメーカーを絞り込んだ。

慣行農法での値下げ試算

ざっくり、費用を算出してみよう!

10a当たり(元肥+追肥分)
2万円~5万円の肥料価格とすると
Δ3,000円~Δ7,500円の節減になる?(平均値下げ率15%と仮定する。)

1町歩(100a)換算では
30,000円~75,000円となる。

この金額についてどう思うだろうか?

一方、値上げの部分もある。雇用分である。おそらく、愛知県の最低賃金は900円となり、石油製品の値上がり分も試算してみると値下がり部分はさらに減ると予測できる。

後は、カーマ・肥料屋などの肥料との価格差が問題となる。とくに、カーマなどは安い。1度、比較してみるとよい。

基本的には、肥料の削減も土壌診断や経験則によった低減も非常に有効である。一般的には、慣行農法の栽培暦は多肥側に設計されている場合が多い。おそらく、安全側で設計してあるからだろう。プロ農家にとって独自の施肥基準を定義しておくことは非常に重要なことである。これは固定費の削減と環境に配慮した農業にとってね!

今までの話は出ていくお金のことが重点的になっているが、入ってくるお金のことも重要である。同じ品質、量で売上を伸ばすことは工夫が必要!。

ズバリ、価値をどう創造するかである。この価値を創造することこそが農業界に問われていることと思う。つまり、この価値は価格に繁栄することが出来るから・・・。

結論から言うと、同一面積、同一数量の売上をどう上げるかにかかっている。売上を上げる方法としては、単純に面積を増やすということも考えられるが、同時にリスクも増すという側面もはらんでいる。一番効率のいい方法は、価値を創造し販売単価を上げること。

肥料費の低減は固定費削減にとっては有効である。同時に販売単価を上げることにも目を向けてもらいたい。市場価格に左右されるということは、言い換えれば博打であるということでもある。固定費は一定なのに売上が変動することこそ農業のアキレス腱と言える。

一般社会では、あり得ない経営方法である。他人に価格を付けてもらう商売は雇用も難しく、持続的に継続・繁栄させていくことが難しい。すなわち将来が予測できないから。

知っていることと思うが、今、一般世間では景気が非常に良い。

同じように農業界も明るくあってほしい。

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