
久しぶりに市場に行ってきました。時刻は20時30分頃です。 色々な品物が置いてあったので見るだけで楽しめましたね。上の写真は9月11日の市況です。ネギ市況いいじゃん!
里芋市況は安いじゃん
市場従業員がいたので少し話してみた。 ムラタ:「農家って少なくなっとる?」 市場:「どんどん少なくなっとる!それと、品数と量も少なくなって来ている!」 市場:「お宅どこの人?」 ムラタ:「新城から来てますわ!」 市場:「農家さん?」 ムラタ:「新城で農業やってますよ。」 市場:「新城である程度の産地化出来んのかね?」 ムラタ:「困っとる?」 市場:「10年後どうなっとるかわからん!」 ムラタ:「農家おらんくなるで?」 市場:「そう、特に露地物が心配だ!ハウスものは多く入るようになってきている。」 ムラタ:「どうして?」 市場:「今、市場にも他産業から農業を始めて来たから、ハウスものが多いし、これから多くなってくる情報が入ってきている。」 ムラタ:「でも農業ってあまり儲からんじゃない?」 市場:「相対取引で価格の直接交渉で決定しているからけっこう、売り上げてきている会社あるって聞いてる!営業が訪問してきて価格交渉していくので今までの農業とは違ってきてるし、あまり経験していないから、ちょっとやりにくい。」 ムラタ:「そうんなふうになってきているんですね。いい話聞けました。また来て詳しい話がしたいですわ!」 市場:「いつでも来てくださいよ!それと、なんかあったら持ってきてね!」 ムラタ:「いいですよ!」
こんな会話のやりとりがありました。帰宅の道中、色々と考えてみました。農業って詰まるところ儲からんからやらんってことなんだけどなぁ!いま、農家には補助金はあまりないけど農業法人なんかには補助金どんどだしているからなぁ!
それに、農業は3Kから6Kへとグレードアップしている。
- きつい
- 危険
- きたない
- 臭い(新)
- かっこ悪い(新)
- 結婚できない(新)
先日市役所に聞いたら新規就農者は減少してきている。だって、一般世間では景気が絶好調だから無理もないそうだ!知り合いだけに込み入った話もしてくれた。
一般サラーリーマンからは、農業ってそんな目で見られているのかと改めで実感した。
自分としては農業ほど面白いものはないと思っているのだが・・・。 農業こそ、未開のフロンティアそのものだと常日頃感じているのは自分だけなのだろうか?
P.S最近下の娘に言われたことがあった。「お父さん将来わたしに農業の世界に入れようとしとるら?絶対にやらんで、先に言っとくわ!」と言われた。 爪の間に土が入っていたり、タオルが酸っぱいニオイしてたり、顔や手が真っ黒になったりしとるのがたまらなくいやなそうだ!
これはいい兆候ではないかと思う。嫌いな部分と向き合うことによって考えるからである。気持ちや思考の変化って、相違点がきっかけで思いもよらない方向に進むものである。20代では無理でも30代・40代ぐらいからでもいいと思っている。
そんな、ささやかな希望を抱いております。
皆さん、どうですか?20年後、30年後の将来考えていますか? あらためて持続繁栄可能な農業を考えてみましょう!