青年よ大志をいだけ!

見よ!この精悍な若人たちを!
農業界の外国人扱いは、研修生止まり。政府は農業の人手不足に対応し、農業分野にも労働者として入れていく方針となったというわけです。つまりは、賃金も日本人と同等の支払い義務が生じてくるのです。当然ながら、日本はアジアの中でも最も高い賃金水準なので、日本で働きたい農業労働者も非常に多いと思います。下手をすると、日本人より遙かに優秀な人財が来る可能性があるということです。優秀な外国人労働者に押し出されて日本人が海外に出稼ぎに行くなんてことにはならないか?まぁ、それは別として事業規模の拡大や持続可能な農業(家族経営・企業経営含む)を営むうえでも重要な人財になってくることは間違いありません。持続可能な農業として将来を展望している方は、外国人労働者対策の政府方針に注意してみてはいかがでしょう。
話は変わりますがNanoFarmでは、毎年秋になると人材派遣の外国人労働者に来てもらい作業委託しております。真面目で、もの凄く働きます。3ヶ月間ぐらい一緒に働きますが、派遣が終わる頃には情が移り、明日から来ないとなると、とても寂しい思いを毎年させられます。一生懸命に働く姿、必死になって日本語を理解しようとする姿勢に、毎年心を打たれるからです。まあ、そんな人ばっかりだとはいいませんが。
この閣議決定では、早ければ来年の4月からと言うではありませんか!言っておきますが、派遣社員の外国人とはレベルがぜんぜん違います。自国の農業大学や専門知識・技術を持った人たちも対象となる労働者です。日本語も勉強してきます。意欲を持った人たちですから、本当に優秀な労働者となって頑張ってくれることでしょう。
チャンス到来!!
農業界で優秀な人材を雇用することは非常に難しい状況です。持続していく農家で居続けるためには外国人労働者を検討してみてはいかがでしょうか。色々と大変なこともあるとは思いますが、必ずや一緒になって農業を盛り上げてくれるでしょう。ただし、優秀な人材だけに受け入れる側の条件も一定以上あるので気をつけましょう。あとは、賃金も日本人と同等の支払い義務が生じますので資金確保も必要になってきます。当然ながら、雇用保険?、労働災害保険には入る必要が出てきますわね。
人財が全てである!
私は人材という漢字が好きではない。この人材の「材」は人を「もの扱い」としてのニュアンスで伝わるからです。はやり、人材は人材でも「人財」ではないかと常日頃思うのです。
とにかく、一代限りの農家って寂しくないですか?いやなら絶対に優秀な人材を確保すべきです。国籍を問わず!優秀な人材を確保することで農業のレベルを底上げしてくれるのではないでしょうか。将来的には、母国でも日本の栽培技術を継承させたり、外国での販売展開も可能かもしれません。色々な可能性が考えられます。やっぱり最後は、人と人の繋がりなんだよね。
やるか!やらないか!はあなた次第です。