農産物って値上げできるの?
農業で農産物の値上げは可能なのか?
世間では、今年に入り色々な物が値上がり!
最近は、ガソリン価格も高騰している。
一方、農産物の品目によってはここにきて価格は降下。昨日テレビでやっていたが、トマトが昨年(この年も安かった。)より1割から2割程度安くなっているそうです。農家は、原価割れし大変なことになっているそうです。
一方世間様では以下のとおり値上げラッシュが留まることを知らない。それに併せて、給料もアップ!会社業績最高を更新!
農業界隈では?
農業って、値段が付けられないから収入予測が見込めない。生産はするが、販売は他人任せ。他人に、自分の命や家族の命を握られているも同然!農家の多くは分かっているが、なかなか脱出できない。生産は得意だが、営業は出来ない。この出来ない部分を委託(JA・市場等)しているのだが、これが元凶のもとではないかと今は思っている。今までは販売委託で良かったかもしれない。しかし、これからの時代、人口減少に代表されるように負の連鎖が始まる。農業の抜本的な経営のあり方を農家自身が考えていかないと生き残れない時代が来ていると言えるのではないでしょうか!
やっぱり、他人に価格を付けてもらう商売は弱い。いつかダメになってしまう可能性も高まる。自分の収入を他人に任せるということは、いかに恐ろしいことかと今あらためて思うのであります。
値上げラッシュの2018年です。併せて農産物の値上げもしてはいかがでしょうか?
ネギの販売単価を1,100円/1kg →1,200円/1kgに値上げ(9%up)したけど売上が減ることはなかった。逆にお客様が付くようになってきた。やはり、丁寧に説明すれば先方も理解を示してくれる証ではないでしょうか。併せて営業のたまものであると改めて実感する。自分でチラシを作り、パンフレットを作り、レシピの提案や、店内イベントの提案など、こうして販路を自分で開拓してきた成果が如実に表れてきた。
実感して思うのだけれども、自分で価格を付けて売ることは非常に重要!はじめは小さな金額だけれども、取引件数がある程度多くなってくると、まとまった金額と毎日・毎週、手元に入ってくる。実に大きい!それと現金決済も半分程度あるでこれまた都合が良い。
毎週、定量の注文と、「他の野菜とかない?」などと、逆に聞かれるようになってきた。こうして、最近では色々な注文を受けるようになった。