支援

労働力不足解消の一手?

農協方式は昨年3月、全国に先駆けて北海道のJAこしみずが取り組みを始めた。農水省は他県でも取り組みやすくなるよう、昨年9月に制度の枠組みを整理した。適切な制度運用へ、県やJA中央会などで、JAの指導などを担う協議会を設立することが必要だが、協議会は今年に入り2月に青森県、3月に茨城県で設立され、今月16日には大分県でも立ち上がった。  これまでに受け入れを実行に移したのは北海道の3JAで、他県で受け入れが具体化するのはこれからの状況だ。青森県は「通年で作業が確保でき、実習生の長期受け入れにつながる」(農林水産部)とみる。実習生の受け入れ期間は最長5年だが、同県では冬場は農作業がなくなり、1年未満で帰国を余儀なくされる実習生が多い。農協方式では、冬場にJA施設でリンゴやニンニク、ナガイモなどの選果・加工作業に従事してもらい、通年の受け入れにつなげる方針だ。  大分県ではJAおおいた、大分大山町農協が実習生の受け入れを検討している。果樹やネギなどの作業に就いてもらうことを想定している。  一方、先行する北海道は、「興味を示すJAも多いが、実践するJAの負担の大きさを説明すると、慎重姿勢になる」(農政部)という。実習生が農家で作業を行う場合、JAは作業の請負契約を結んだ上で、担当職員が実習生に同行し、作業の指導などを行う必要がある。JAの選果場での作業など「周辺業務」は、実習時間の3分の1以下にするなどの要件もあり、実習計画をどう組み立てるかも課題になると説明する。  政府は昨年、国家戦略特区内で解禁した農業への外国人労働者の受け入れを全国展開させる検討も進めており、実現へ向け、秋の臨時国会で関連法の改正を目指す。外国人労働者は農繁期だけの雇用も可能になるなど、実習生より大幅に柔軟な働き方ができる。各JAは、外国人労働者の受け入れも視野に、どの方策が有効か、見極めることが必要になる。日本農業新聞

外国人労働者の作業風景

農業分野でも労働力不足は深刻な問題。ここに来て外国人研修生による労働力確保の動きが活発化している。今日もJALが農業に参入するという記事が出ていた。今後は、さらなる雇用の法改正により、企業の農業分野への進出も加速するのではないだろうか。
税制改正においてもコンクリート張りの施設ハウスの土地評価が農地扱いになる制度変更があった。企業が参入しやすいように宅地評価から農地評価などの優遇措置で税制面での企業への農業分野へのバックアップも確実に進んできている。農家にとってもメリットのある話なのだが・・・。農家がやらないから企業に任せていこうっていうことかもね。税制優遇など企業にとっては大きな参入障壁が1枚取れたといったところだろうか。だって、農家と新規参入する農業の生産規模が違いすぎるからね。

縮小する日本で、企業は企業なりに存続をかけた異業種参入に本格的に力を入れてきている。企業は30年先を見据えている。それも、農家が減り続けているから企業としても非常に都合が良いと言ったところだろう。記号は儲ける新たな異分野に期待していることがよくわかる。

一方、農家自身も雇用し持続可能な農業体制にしていくことが急務とはいえないだろうか。雇用したくても雇用できないような農家にとっては今後期待できる外国人研修制度。ただし、これには周年をとおしての作業提供と資金力が必要であると言うことは言うまでもない。
今後は、農家自身の農業経営のあり方を本気で考える必要に迫られていくのだろう。「あなた一代で終わる農業なのか?地域で持続出来ていく農業なのか?」さあ、あなたならどうする?

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