農家の手取りはいくら?
データそのものものは少しばかり古いが、現在もそう変わっていない。
ここで注意したいのが、固定費(資材費・償却費・人件費)などは含まれていないと言うことだ。
通常の考えられるのが30%の利益率を見込むのであれば15%の固定費と算段できよう。これはあくまで概算です。
一般的には7割が経費と言われている。しかし、農家の場合はもっと低いのではと考えてします。
以前に、「農家の人は人件費は見なくていい!」と、職員が言っていたなー!
最初は意味不明だったが色々調べていく間に理解できた。ようするに、農家が人経費を見込んでしまったら「農家は全然儲かってないって言うことになっちゃう。(会計上)それと労基法の観点から整合取れなくなっちゃう。
よく考えてみらた、農家が人経費を計上して農産物を売ろうとしたら価格高騰するのは明らか。そうなったら日本国民困っちゃいます。農家が利益を多く得ると国民は困り、儲かっていないと、補助金バンバン使うから・・・。世の中うまく出来ているんです。だから、「農家は生かさず殺さず」が一番いいんです。農政やJAをみても分かるとおり農家のための組織じゃなくて組織のための農家に過ぎないような。いつも農家は上からの指示で一喜一憂し踊らされているのが痛いほどよく分かる今日この頃ですね。
ところで、農家の時給っていくらか知っていますか?一度ネットなんかで調べてみてはいかがでしょうか?また自分が作っている作物別に調べてみるのも参考になるかもしれませんね。
ゆでガエル
ゆでガエル理論
実に流通コストに55%の経費がかかっている。これはとてもアンバランスであるといえるのではないでしょうかね。残り45%が利益なんて考えていませんよね。この45%から人件費・資材費・償却費など全てが控除されていくのです。では、いったいどれだけ利益が残るのでしょうか?
言い忘れましたが補助金!この補助金がくせ者なんです。儲からないから補助金だって思っている農家が実に多いこと。生活費の足しにでもなっているんでしょうかね。補助金って税金なんです。言い換えれば、納税者が納税していない人の面倒も見ているってことになりかねん。面倒を見てもらうのは生活保護制度。補助金は未来を創る投資なのです。勘違いしていませんよね?
長年(戦後からずっと)連綿としてきた農業システム。これじゃ完璧にゆでガエル状態でしょ!今までも、色々と変革するのではないかと期待してきた農家。でも、変わっていない現実。さてどうする。あなたなら・・・?
これを変えることが出来たら農業も地域も日本国も大きく変わると思うのですがね・・・