農業者の集まり
青壮年部会はJA内に組織されている部会制度の一つ。JAには色々な部会があります。生産部会でいえばナス部会・里芋部会など、作物ごとにある部会です。生産部会は、各農作物ごとに組織された部会の総称を言い、青壮年部会は生産部会内の若手農家や農業有志により組織されている。今年で青壮年部会が組織されてから23年目になります。皆さんもご存じのとおり新聞やテレビなどで報道されている農業者の高齢化、若手農業者の減少などにより当然ながら青壮年部会もその影響を受けております。JAだけでなく、農業者同士が連携して地域農業を支えていく必要があるのです。農業者主導で地域農業を支え生活を豊かにしていくのは本来の筋道だと私は考えます。
「人づくり」
- 青壮年部の一番の目的は「人づくり」だとも考えております。独りよがりのいち農家では何も解決することが出来ません。皆の知恵を出し合い、議論しながら明日に目標・夢を掲げながら日々生きていくことこそが重要なのではないでしょうか。人の意見を聞き、行動していくことは非常に難しいことです。とくに、農業者一人一人が経営者であるので意見の相違が多くあります。また、自分と無関係なことには全く関心外と言っても過言ではないでしょう。それだけ、個性と言いましょうか、独立心とでも言いましょうか、そういうものなのです。
だからこそ力を合わせていくことが大切なのです。お互いを尊重し支え合っていくことで成長していくのではないでしょうか。青壮年部は共同活動しながら自身を向上させていく場としても適していると思います。そして、知らなかった農業者との交流も図りながら広い知識も得ることが出来ます。
農業を理解する。
一言で農業と言っても農業の守備範囲はとても広く、知らない農業もいくらでもあります。広く人とつながることは見識を広つつ人間関係も構築していきます。多くの人とつながることにより目標とする素晴らしい農業の姿を発見するのではないでしょうか。事実、私もその一人で、色々な方々に出会いあるゆる面で感化されてきた一人です。一人でも多くの方々と出会う絶好の場である青壮年部会です。
あながた、さらなる高見の農業を目指し、農業の見識を深めるか深めないかはあなた次第です。
この機会にぜひ入会してみてはいかがでしょうか?